(122) きみの友だち
【監督】廣木隆一
【出演】石橋杏奈、北浦愛(あゆ)、吉高由里子、福士誠治
【制作】2008年、日本
とあるフリースクールに若いカメラマンの男(福士誠治)が訪れるところから映画は始まる。
そこには松葉杖をつきながら働く恵美(石橋杏奈)がいた。映画は恵美の小学校時代にさかのぼる。
恵美は小学校の時から、とある交通事故がきっかけで松葉杖生活を余儀なくされる。同じクラスにいた由香(北浦愛)も病気で体が弱く、二人の間に友情が芽生える。二人の友情を基軸に、彼氏のできた友達との疎遠に悩むハナ(吉高由里子)や、恵美の弟の同級生やその先輩の葛藤が織り込まれていく。
まあまあの映画だったが、全体的に間(ま)の取り方が長くてちょっとダルかった。たとえば沈黙のシーンで、次に俳優がアクションを始めるまでの時間が想像以上に長くて、「えっ、いつまでこのままなの・・・」と感じてしまうとか、そういう間の悪さ(悪さと言うより、自分の持っている間との違い)を感じることがたびたびあった。
吉高由里子は、「蛇にピアス」で脱ぐ役にも挑戦している。かわいいタイプときれいなタイプが同居したような感じで、ちょっとアニメ声なところに特徴がある。この映画でも主役に負けず光っていた。
【5段階評価】3
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