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2010年1月24日 (日)

(64) そのときは彼によろしく

【監督】平川雄一朗
【出演】山田孝之、長澤まさみ
【制作】2007年、日本

市川拓司原作の純愛映画。将来の夢を語り合った2人の少年と1人の少女。引っ越しなどを機に離ればなれになるが、13年後に再会する。

再会のきっかけは、遠山智史(さとし)(山田孝之)の経営する水草屋が雑誌で取り上げられたこと。これを見た花梨(かりん)(長澤まさみ)が、彼の店を訪れ、むりやり店のアルバイトに収まると、住むところがないから、と言って、店の1階のソファを自分の寝床と決め、智史と同居を始める。彼女は有名なファッションモデルだったのだが、それをやめて彼のもとに来たのだと言う。彼女には、智史のもとを訪れた理由があったのだが、それはこの時点では明かされない。
花梨は、再会の時、本名ではなく、ファッションモデル時代の芸名、「森川鈴音(すずね)」と名乗ったため、智史はこの女性が花梨だと気づかない。しかし、彼女が子供時代、「水草屋の看板娘になりたい」と言っていたこと、彼女が誕生日にもらった双眼鏡の部品のプリズムを大事にしていたことを思い出し、彼女が花梨であることに気づく。
再会を喜ぶ二人だったが、実は彼女には秘密があった。花梨は眠りが段々深くなり、ついには起きられなって植物状態になってしまうという難病を患っていた。眠りから覚めなくなる前に智史との約束、「水草屋の看板娘になること」を果たしたい。それが、彼女が智史のもとを訪れた理由だった。
そのことを智史に告げず、交通事故に遭って生死の淵をさまよっていたもう一人の幼なじみ、佑司(ゆうじ)(塚本高史)の看病をすると言って彼の元を去る花梨。しかし、事情を知っていた智史の父、悟朗(小日向文世)が、花梨には口止めされていたものの、智史に真相を告げる。花梨の思いを知った智史は、店を飛び出し、花梨を探す。そして3人が遊び場所にしていた廃バスの中でまどろむ花梨を見つける。花梨が好きだと告白する智史だったが、ついに花梨は、智史の目の前で深い眠りに落ちてしまう。その後も花梨の看病を続ける智史。智史の父、悟朗も他界するが、花梨の枕元に悟朗が立ち、奇跡的に花梨は眠りから目覚めた。13年ぶりの出会いの時と同じように、水草屋の前で再会する二人が抱き合ったところで映画は終わる。

ほろりとさせる映画ではある。少年時代の智史が引っ越しで町を離れるため、電車に乗り込もうとするとき、花梨が智史にキスをするシーンも、なかなかよかった。
ただ、やっぱりあまりにも映画的ではある。それはないだろー、とツッコんでしまったところを何点か。
まず、男一人が生活しているところに、超かわいい元ファッションモデルが一人でやってきて、突然ここに住む、なんて言っちゃう、萌え系な設定。そしてそれに対してドキドキも欲情もしない智史(同じことを「手紙」でも書いたが)。
次に、小学校時代の素朴な将来の夢を、それ以降もいろいろな出会いや経験があったはずなのに、そんなことには全く影響されず、夢を愚直に実現しているところ。
何より、病名は知らないが、「死にたくない」とか言っていた割に、病気が治っちゃうとか。
でも、長澤まさみって、これまであまり注目していなかったが、かわいい。智史が花梨だと気づいたときの「ドンカン! 」には、ちょっと参りました。「ほれてまうやろーー! 」です。

【5段階評価】3

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