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2009年12月28日 (月)

(37) M:I-2

【監督】ジョン・ウー
【出演】トム・クルーズ、リチャード・ロクスバーグ、ダグレイ・スコット
【制作】2000年、アメリカ

前作に比べるとストーリーにコクがなかった。

アクションシーンはジョン・ウーっぽいと言えばそうなのだが、「フェイス/オフ」にあったような緊迫感がなく、嘘くさい。例えば、バイク同士で向かい合って、ブオンブオン、ブオンブオン、Go! とか、殴り合いのシーンで、敵からナイフを奪い取っておきながら、それを投げ捨てて素手で向かっていったり、その割に最終的には撃ち殺してしまう。「ジェイソン・ボーン」シリーズのような、プロの殺し屋同士の容赦のない格闘とは違ったプロレスショー的嘘くささがあるのだ。
話も、前作に比べると一本調子。唯一のどんでん返しと言えば、おそらく、ヒュー(リチャード・ロクスバーグ)との格闘に敗れたイーサン(トム・クルーズ)が、アンブローズ(ダグレイ・スコット)の前に引きずり出されて撃ち殺されたと思いきや、実は殺されたのはイーサンの変装をさせられたヒューだった、というところなのだが、イーサンが引きずり出された時点で「あぁ、これは入れ替わってるな」と読めてしまう。
怪我した指の伏線がやっとここで生きるのだが、序盤の指の先を切るシーンも、何で切ったのか今ひとつ不可解(恐らくアンブローズのクレイジーさを示すためなのだろうけれども)なので、何となくご都合主義的な印象も。

スーパースター、トム・クルーズの映画だけに、多少辛めの見方になってしまっているかもしれないが、評価は3。

【5段階評価】3

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受信: 2010年1月21日 (木) 18:36

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