評価2の映画

2022年3月21日 (月)

(2381) シン・レッド・ライン

【監督】テレンス・マリック
【出演】ジム・カビーゼル、ショーン・ペン、エイドリアン・ブロディ、ウディ・ハレルソン、ジョン・キューザック
【制作】1998年、カナダ、アメリカ

太平洋戦争下、ガダルカナル島で日本軍と戦うアメリカ軍の兵士を描いた作品。

日本軍が占拠しているガダルカナル島を攻め落とすため、米軍が上陸作戦を敢行。トール中佐(ニック・ノルティ)はケック軍曹(ウディ・ハレルソン)に正面突破を指示するが、彼はトーチカから圧倒的な火力で攻撃してくる日本軍の前に部下を差し向けることはできないと命令を拒絶。その後、情勢が変化し、少数部隊の潜行を皮切りに高地の奪取に成功。トール中佐はケック軍曹を指揮官から降ろすことにする。
多くの犠牲者を出した激戦は終わり、生き残った兵士たちは、戦場を後にするのだった。

複数の兵士に焦点を当てた群像劇風に物語は展開。ある者は死を迎え、ある者は死を見送る。そこにヒーローはいない。ところどころに回想的な描写が混じり、文学的な表現が多用された作品。

【5段階評価】2

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2021年12月 9日 (木)

(2366) ザブングルグラフィティ

【監督】富野由悠季
【出演】小滝進(声)、横尾まり(声)、島津冴子(声)、TARAKO(声)、銀河万丈(声)
【制作】1983年、日本

テレビアニメ「戦闘メカザブングル」の劇場版。両親を殺された若者の活躍を描いたロボットアニメ作品。

両親をティンプ・シャローン(銀河万丈)に殺された、労働者階級シビリアンのジロン・アモス(小滝進)は、復讐のためウォーカーマシン、ザブングルを盗んで手に入れ、ティンプヘの復讐に挑む。仲間になったエルチ(横尾まり)が貴族階級イノセントによって洗脳されたため、ジロンは仲間とともにエルチを奪還。イノセントでありながらジロンの側についたアーサー(塩沢兼人)の協力により、エルチの洗脳は解ける。ジロンを始めとするシビリアンは激闘の末、イノセントとの戦いに勝つ。エルチは戦闘中に失明し、ジロンのもとを去ろうとするが、ジロンが引き留める。進だと思われていたアーサーが仲間の元に戻り、エルチの目をシビリアンの技術で治療すると告げる。エルチは喜び、ジロンたちは元気に走り続けるのだった。

テレビアニメの雑な総集編という作風で、内輪受けのようなシーン(「これが動撮だ! 」という字幕が出て塗りかけの絵が出たり)や、各話のタイトルやCM入り・CM明けのタイトル映像などが不規則的に出たりする。登場人物の紹介も不親切だが、「戦闘メカザブングル」がどういう作品だったのかを概ね知ることはできるようになっていた。

【5段階評価】2

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2021年12月 6日 (月)

(2364) 名探偵ホームズ 青い紅玉の巻/海底の財宝の巻

【監督】宮崎駿
【出演】柴田侊彦(声)、富田耕生(声)、大塚周夫(声)
【制作】1984年、日本

擬人化された犬の探偵の活躍を描いたアニメ作品。2話構成になっている。

青い紅玉の巻では、モロアッチ教授(大塚周夫)の盗んだ青いルビーをポリィ(田中真弓)という女の子が掏る。モロアッチ教授は手下を使ってポリィからルビーを取り戻そうとするが、シャーベック・ホームズ(柴田侊彦)とワトソン(富田耕生)がポリィを守り、ポリィから宝石を宝石店に返させることにする。
海底の財宝の巻では、海に沈む財宝を狙うために海軍の潜水艦を盗んだモロアッチ教授をホームズとワトソンが追う。ホームズとワトソンはモロアッチ教授の悪事を防ぎ、引き上げようとした財宝は再び海の底に沈んでいく。

シャーロック・ホームズがモチーフになっているが、推理物というよりは、ホームズとワトソンがモロアッチ教授を追いかけ回すアクションもの。子供向けのドタバタ喜劇風の作品で、あまり感動や驚きはなかったが、登場人物が犬なのに、表情が豊かで、子どもは可愛く、女性が魅力的に見えるキャラクターデザインは秀逸だ。

【5段階評価】2

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2021年8月29日 (日)

(2356) シャークネード6 ラスト・チェーンソー

【監督】アンソニー・C・フェランテ
【出演】アイアン・ジーリング、タラ・リード、カサンドラ・スケルボ、ジュダ・フリードランダー、ビビカ・A・フォックス
【制作】2018年、アメリカ

鮫を伴う巨大竜巻と、時空を超えて戦う男の活躍を描いた作品。「シャークネード5 ワールド・タイフーン」の続編。

本作では、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のように過去の世界に戻った主人公フィン・シェパード(アイアン・ジーリング)が、死んだはずの妻のエイプリル(タラ・リード)や、仲間のノバ(カサンドラ・スケルボ)、ブライアン(ジュダ・フリードランダー)らと再会。時代ごとに発生するシャークネードを倒しながら、現代の世界に戻っていく。フィンは仲間のスカイ(ビビカ・A・フォックス)とともに未来の世界に飛ばされ、サイボーグとなって時代を支配しているエイプリルと戦い、現代に戻る。そこには家族とともに海辺の家を経営する平和な生活が待っていたのだった。

バカバカしい設定の中で登場人物が真面目に鮫と戦う姿がユーモラスだった1作目に比べ、本作は、暴走が止まらなくなった制作者側の悪乗りに視聴者が付き合わされるという、見苦しい作品。クライマックスでは乱れた時空の中でフィンがサイボーグのエイプリルと戦うシュールな映像になるが、ほぼついて行けないので「そろそろ終わらないかな」という、駄作で感じる感情に支配された。
ただ不思議なことに、シリーズ全体としては、話のネタに一度は観ておいてよかったなと思えるのだった。

【5段階評価】2

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2021年8月17日 (火)

(2355) シャークネード5 ワールド・タイフーン

【監督】アンソニー・C・フェランテ
【出演】アイアン・ジーリング、タラ・リード、ビリー・バラット、カサンドラ・スケルボ
【制作】2017年、アメリカ

世界中で発生する鮫を伴う巨大竜巻に立ち向かう人々を描いたパニック作品。「シャークネード ザ・フォース・アウェイクンズ」の続編。

フィン・シェパード(アイアン・ジーリング)とノバ(カサンドラ・スケルボ)は、鮫を伴う巨大竜巻、シャークネードに立ち向かう手がかりを得るため、ストーンヘンジで鮫のひれの形をした秘石を手に入れるが、それはシャークネードを呼び起こす力を持っていた。シャークネードは空間を超越し、世界各地で発生。フィンの息子ギル(ビリー・パラット)がシャークネードに巻き込まれ、責任を感じてシャークネードに立ち向かったノバは東京で命を落とす。フィンと妻のエイプリル(タラ・リード)はエジプトでシャークネードを停止させる装置を起動させるが、さらに巨大な嵐と津波が発生。サイボーグであるエイプリルは渾身の力で嵐を止めようとするが、ついに爆死してしまう。途方に暮れるフィンのもとに、一人の男(ドルフ・ラングレン)が現れる。彼は成長したギルだった。ギルはシャークネードをタイムマシンにすることに成功していたのだ。家族を救うため、ギルとフィンは過去へと旅立つのだった。

前作から名作映画のパロディ色が強くなってきたが、本作では「レイダース 失われた聖櫃」や「007」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が露骨にパロディ化されている。これも前作からそうだったが、鮫の恐怖はもはや添え物で、巨大で訳の分からない自然現象に立ち向かうSF作品になっていて、鮫が竜巻で巻き上げられるというある程度理解可能な科学的状況から、何が起きているのか全く分からない内容になってしまった。

【5段階評価】2

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2021年8月12日 (木)

(2352) シャークネード カテゴリー2

【監督】アンソニー・C・フェランテ
【出演】アイアン・ジーリング、タラ・リード、ビビカ・A・フォックス、ジャド・ハーシュ
【制作】2013年、アメリカ

ニューヨークの街を襲う巨大トルネードと鮫との戦いを描いたテレビ映画。「シャークネード」の続編。

ロスを襲った巨大トルネードと戦ったフィン・シェパード(アイアン・ジーリング)は、別れた妻エイプリル(タラ・リード)とともにニューヨークに向かう。ニューヨークにも巨大トルネードが発生し、フィンは妹のエレン(カリ・ウーラー)とその家族を救うため、ニューヨークを奔走。鮫を大量に巻き上げたトルネードを消し去るため、エンパイアステートビルのフロンを爆発させ、ニューヨークを救う。

前作に続いてのB級作品で、自由の女神の頭部が転がり続けて登場人物を襲ったり、飛んでくる鮫をバットで打ち返したりというような、物理学的にかなり疑わしいシーンもあるのだが、基本的にはシリアスに作られているので、よくある悪乗りが過ぎるおバカ作品とは一線を画しているのが、人気の秘密なのかもしれない。タクシードライバー役のジャド・ハーシュは、「インデペンデンス・デイ」で主人公の父親役を演じている。

【5段階評価】2

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2021年8月11日 (水)

(2351) シャークネード

【監督】アンソニー・C・フェランテ
【出演】アイアン・ジーリング、キャシー・スケルボ、ジェイソン・シモンズ、タラ・リード
【制作】2013年、アメリカ

トルネードで海から巻き上げられた鮫と戦う人々を描いたテレビ映画。

巨大化したトルネードがロサンゼルスの街を襲う。海沿いのバーを経営するフィン・シェパード(アイアン・ジーリング)は、友人のバズ・ホーガン(ジェイソン・シモンズ)、従業員のノバ・クラーク(キャシー・スケルボ)、常連客のジョージ(ジョン・ハード)とともにハイウェイで内陸部へ避難。しかし、高波とともに現れた鮫にジョージが襲われてしまう。フィンは別れた妻エイプリル(タラ・リード)と娘のクラウディア(オーブリー・ピープルズ)と合流。息子のマット(チャック・ヒッティンガー)のいる航空学校に向かう。ロサンゼルスには巨大なトルネードが3本発生。トルネードの巻き上げた鮫に襲われ、バズが死亡。マットはノバを乗せてヘリを出し、トルネードの中心部に爆弾を落としてトルネードを消していくが、3本目のトルネードを消すのに失敗し、ノバがヘリから落下。鮫に飲まれてしまう。フィンは、不時着したヘリからマットを助け出すが、飛んできた巨大鮫に飲み込まれる。家族は呆然とするが、フィンはチェーンソーで鮫の腹を破って脱出。中から鮫に飲まれたノバを救い出す。フィンたちは変わり果てたロスの街を見上げるのだった。

CGと細かいカット割りでそれらしく作った、いかにもB級の作品だが、ストーリーは明快。凝っているが何が起こっているのか、何が言いたいのかよく分からない作品に比べれば、十分に楽しかった。何も心に残らない作品だが、シリーズ化されているので、それなりにファンはいるんだろう。

【5段階評価】2

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2021年8月 9日 (月)

(2350) 断崖

【監督】アルフレッド・ヒッチコック
【出演】ケーリー・グラント、ジョーン・フォンテイン、ナイジェル・ブルース
【制作】1941年、アメリカ

夫の行動に怯える妻の葛藤を描いたサスペンス作品。

富豪の娘、リナ・マクレイドロウ(ジョーン・フォンテイン)は、魅力的だが金にだらしない男ジョニー・エイスガース(ケーリー・グラント)に惹かれ、結婚する。ジョニーは定職についておらず、リナはジョニーが自分の資産を当てにしていることを心配する。リナは父親(セドリック・ハードウィック)からアンティークの椅子をプレゼントされるが、ジョニーは椅子を無断で売却し、その金でギャンブルの借金を清算。リナはショックを受けるが、ジョニーが競馬に勝ち、椅子を買い戻したことで機嫌を直す。しかしジョニーは、雇われた会社の金を使い込んで首になっており、それをリナに黙っていた。業を煮やしたリナは別れの手紙を書くが、悩んだ末に破り捨てる。
ジョニーは裕福な友人ビーキー(ナイジェル・ブルース)と共同で不動産事業を始めるが、ビーキーは出張先のパリで飲酒が原因で事故死する。警察がリナのもとに現れ、事情を聴取。リナは、ジョニーがビーキーを殺したのではないかと怯える。ジョニーは、推理小説作家のイソベル(オリオール・リー)から、証拠の残らない毒薬などについて詳しく情報収集しており、リナはますます不安になる。リナは、ジョニーが保険会社から受け取った手紙を盗み読む。そこには、リナの生命保険を換金したいというジョニーの問い合わせに対し、リナの死亡時以外は支払われないという保険会社の回答が書かれていた。リナは自分が殺害されるのではないかと疑心暗鬼になり、ジョニーとの別居を決意する。ジョニーはリナを送ると車を出すが、リナはジョニーが自分を崖から突き落とそうとしているという疑念に耐えきれず、走行中の車のドアが開いた瞬間、ジョニーが手を伸ばした来たことで悲鳴を上げ、ジョニーが止めた車を降りて走り出す。ジョニーはそれをとどめ、リナに、なぜ自分を避けるんだ、自分は車のドアが開いたからそれを閉めようとしただけなのに、と叫ぶ。リナは、ジョニーが苦しんでおり、毒薬のことを聞いていたのも、自殺を考えていたためだったと気づく。リナは自分の誤解を謝罪。二人は車を反転させ、家へと帰るのだった。

夫の疑わしい行動に妻が怯え、追い詰められていく様子が描かれているのだが、「サイコ」や「レベッカ」などの往年のヒッチコック作品に比べると、カタルシスは感じづらい。疑われてきたジョニーの行為の真相がドーンと明らかになればよかったのだが、特に怪しいことはしていませんでした、というだけなので、拍子抜けだった。ジョニーが何をしようとしていたのかを丁寧に描写した方がよかっただろう。

【5段階評価】2

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2021年7月24日 (土)

(2348) 市民ケーン

【監督】オーソン・ウェルズ
【出演】オーソン・ウェルズ、ドロシー・カミンゴア、ジョゼフ・コットン、エベレット・ストーン
【制作】1941年、アメリカ

アメリカの新聞王の生涯を描いた作品。

新聞王、チャールズ・ケーン(オーソン・ウェルズ)が、「ばらのつぼみ」と言い残して生涯を閉じる。ニュース製作会社のロールストン(フィリップ・バン・ツァント)は、記者達に、ケーンにゆかりのある人に取材して「ばらのつぼみ」の言葉の意味を探るよう命じる。
ケーンは、両親のもとでそり遊びをしていた無邪気な少年時代、宿屋を営む母親(アグネス・ムーアヘッド)の判断で、銀行家サッチャー(ジョージ・クールリス)に預けられる。彼は25歳で莫大な資産を受け継ぎ、落ち目の新聞社を立ち直らせる。大統領の姪エミリー・ノートン(ルース・ウォリック)を妻に迎え、知事選に挑むが、妻との関係は冷え始めており、その頃知り合った歌手の卵スーザン・アレクサンダー(ドロシー・カミンゴア)との不倫疑惑を報じられ、知事選に失敗。ケーンはエミリーとは別れ、スーザンと結婚する。ケーンはスーザンのためにオペラ劇場を建設し、彼女を歌手として出演させるが、ケーンの新聞社の記者リーランド(ジョゼフ・コットン)は、彼女の歌を酷評する記事を書く。それを見たケーンは、その記事を採用した上でリーランドを首にする。スーザンは歌手を続けられないと嘆き、ケーンもそれを了承。ケーンは大豪邸ザナドゥ城を建て、大量の美術品を持ち込むが、スーザンはむなしさを覚え、ケーンが引き留めるのも聞かず、彼の元を去ってしまう。ケーンはスーザンの部屋をめちゃくちゃに壊す。
結局、「ばらのつぼみ」の謎は明かされなかった。ケーンの大量の遺品のうち、価値のないものは焼却処分されていく。その中に、ケーンの少年時代のそりがあった。そこには「ばらのつぼみ」のロゴが描かれているのだった。

不朽の名作と名高い作品だが、正直、あまり盛り上がりはなく、退屈な部類の作品だった。長回しや極端なクローズアップ、ローアングルの撮影などが当時は評価されたようだが、今となってはインパクトはなかった。とは言え、映画ファンを自認するなら一度は観ておかざるを得ないだろう。

【5段階評価】2

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2021年2月14日 (日)

(2329) パプリカ

【監督】今敏
【出演】林原めぐみ(声)、大塚明夫(声)、古谷徹(声)、堀勝之祐(声)、江守徹(声)
【制作】2006年、日本

筒井康隆の小説が原作のアニメ作品。夢を共有する装置を巡る騒動を描いている。

刑事の粉川利美(大塚明夫)はパプリカ(林原めぐみ)という美女にサイコセラピーを受ける。美女の正体は千葉敦子(林原めぐみ、二役)で、幼なじみですさまじい肥満体の時田浩作(古谷徹)の開発したDCミニという、他人の夢を共有する装置を使ってサイコセラピーをしていた。二人の研究所長の島寅太郎(堀勝之祐)が、紛失したDCミニによって脳を乗っ取られ、冷蔵庫や人形がパレードをする奇天烈な夢に犯される。千葉は捜査を続け、時田の友人、氷室哲(阪口大助)を疑うが、黒幕は研究所の理事長、乾精次郎(江守徹)だった。現実と夢が交錯し、乾は巨大化して街を乗っ取ろうとするが、千葉から分離したパプリカは、赤子となって乾の夢を吸い取ると、乾をも自らの体に取り込み、消失する。粉川は高校時代の級友に抱いていた罪の意識を克服し、千葉は時田との結婚を決めるのだった。

夢の世界を映像化した独創性は買う。ただ、他人から「こんな夢を見たんだ」と興奮混じりに話されても共感できないのと同じで、現実と夢の境界があいまいになる話を理解するのは相当に困難。制作側が理解させる気があるか、そして観る側に理解しようとする気があるか。両方が成り立って理解の共有が成立しうるが、本作に関しては後者が存在しなかったため、映像のインパクトだけが印象に残る作品となった。

【5段階評価】2

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