2020年7月16日 (木)

LEMON THE RICH シチリア塩レモン

15944832348003881567525384374811

サッポロのレモンサワー。レモンの香りはしっかりとしている。甘さは控えめで、「塩レモン」と謳うだけあり、スッキリとした味わい。安く売っているなら買って損はない。
甘さ: 3
レモン感: 4
総合評価: 4

| | コメント (0)

(2117) ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期

【監督】シャロン・マグワイア
【出演】レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、パトリック・デンプシー、ジェマ・ジョーンズ
【制作】2016年、イギリス、アメリカ、フランス

40代女性の恋の行方を描いたラブコメディ。「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」の続編。

プレイボーイだった元恋人ダニエル(ヒュー・グラント)の葬儀(のちに生存が判明)に参列した43歳独身のブリジット・ジョーンズ(レニー・ゼルウィガー)は、かつて恋仲になったものの結婚せずに別れた弁護士、マーク・ダーシー(コリン・ファース)と再会。二人はぎこちない会話を交わし、別れる。
ブリジットは友人に誘われ、野外フェスに参加し、そこでハンサムなジャック(パトリック・デンプシー)と知り合い、一夜の関係を結ぶ。その後約一週間後、今度はマークと再会し、彼が離婚調停中であること、今でもブリジットを好きであることを聞き、一夜をともにする。するとなんと、ブリジットの妊娠が発覚。ジャックとマークのどちらが父親か分からないブリジットは二人にそのことを告白。ジャックとマークはライバル心を燃やしながらブリジットに尽くす。しかし、プレイボーイのジャックの方が一枚上手で、マークはブリジットのお腹の子の父親がジャックであると考え、ブリジットのもとを去ってしまう。しかし、ブリジットはお腹の子が自分の子であることを条件視するジャックを愛しきることができない。マークに再会したブリジットは、マークはお腹の子が誰の子でも園子を愛すると言うのを聞き、彼への愛を再確認する。そのとき、ブリジットが破水。マークは彼女を抱えて病院に向かう。力尽きそうになったとき、ジャックが現れ、ブリジットは病院へ。無事に男児を出産する。
DNA検査の結果、父親はマークだった。ブリジットはついにマークと結婚し、独身とおさらばするのだった。

先が気になる物語展開で、「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズの中では最も面白かった。評価5にしてもよかったが、あまりにもジャックがイケメン過ぎて引き立て役感がありありで、先の展開が読めてしまったので評価は4。ただし、読める展開を裏切らず、マークとのハッピーエンドで物語を締めたのは正解だろう。ぜひ、1、2作目を観て楽しみたい作品。自分は2→1→3の順で観ており、2の記憶がやや薄れていたのがちょっと残念だったが、1の記憶は残っていたので、それだけでもブリジットとマークとの長い縁が感じられてよかった。

【5段階評価】4

| | コメント (0)

2020年7月15日 (水)

JAUME SERRA CAVA

15944687059766440868238638319592
安定のCAVA。飲み応えはしっかりありながら、すっきりと飲みやすく、軽く1本飲み干しました。安く買えるなら買っておけ、という1本。

| | コメント (0)

2020年7月13日 (月)

(2116) 墨攻

【監督】ジェイコブ・チャン
【出演】アンディ・ラウ、ファン・ビンビン、ワン・チーウェン、ウー・チーロン、アン・ソンギ
【制作】2006年、中国、日本、香港、韓国

古代中国において平和のために戦う男の運命を描いた作品。

趙の攻撃に悩む梁王(ワン・チーウェン)は、非攻、兼愛を説く墨家の革離(アンディ・ラウ)は単身で梁城に現れ、軍師として趙の攻撃を退ける。革離は城民の信頼を集め、梁王は革離が謀叛を企てていると邪推。革離は城から追い出される。そこに趙の軍勢が攻め込み、梁王らは捕らえられる。趙の巷淹中(アン・ソンギ)は革離を呼びつけ、処刑しようとする。革離は巷と話し合い、退却を進める。そこに革離の援軍が現れ、混沌の中、形勢は逆転。趙軍は退却する。革離は城に残した愛する逸悦(ファン・ビンビン)を探すが、謀叛の疑いで喉をつぶされ、投獄されていた逸悦は、水攻めの水で溺死。革離は孤児を連れて城を去り、平和を説き続けるのだった。

知略を凝らした戦闘はそれなりに面白いが、チャンバラシーンは血しぶきも出ずにバタバタと倒れるよくあるパターン。攻城戦は「ジャンヌ・ダルク」の迫力には遠く及ばなかった。
平和のために公平無私に尽くす男が、当然の帰結として民の信任を得た結果、矮小な人物から謀叛を企てていると疑われ、処刑されそうになるという理不尽に、自分ならどう立ち向かうだろう、と考えさせられた。

【5段階評価】3

| | コメント (0)

2020年7月11日 (土)

(2115) 特捜部Q キジ殺し

【監督】ミケル・ノルガード
【出演】ニコライ・リー・コス、ファレス・ファレス、ダニカ・クルチッチ、ピルウ・アスベック、サラ・ソフィー・ボウスニーナ
【制作】2014年、デンマーク、ドイツ、スウェーデン

未解決事件を追う刑事が、解決済みとなった殺人事件の再捜査に挑む。「特捜部Q 檻の中の女」の続編。

コペンハーゲン警察署で未解決事件を扱う「特捜部Q」に所属するカール(ニコライ・リー・コス)は、見知らぬ老人から解決済みの事件の再捜査を懇願される。カールは無視するが、その老人は浴槽で自殺。老人はヤーアンスンという元警部で、20年前、彼の息子トーマスと娘マリーが通っていた寄宿学校で、娘がレイプされ殺害、息子も同時に同じ部屋で殺されていた。カールは相棒のアサド(ファレス・ファレス)と新任の秘書ローセ(ヨハン・ルイズ・シュミット)とともに事件を再捜査する。レイプ殺人の犯人ビャーネは、罪の重さの割になぜか3年で出所していた。彼を担当したクルム弁護士は金持ちしか相手にしないはずなのに、唯一、貧乏なビャーネだけが例外だった。
ヤーアンスンの集めた資料には、当時の寄宿学校の女生徒キアステン(サラ・ソフィー・ボウスニーナ)の写真があった。カールは当時の通報電話から、彼女が殺人事件の通報者であることを知る。キアステン、通称キミーは寄宿学校時代、金持ちの男子生徒ディトリウ(マルコ・リソー)と付き合っていた。彼らは大麻や酒をやって、ビャーネやウルレクとつるんでいた。ホテル経営者として出世したディトリウ(ピルウ・アスベック)はウルレク(ダビド・デンシック)との交遊を続けており、ディトリウは妻の浮気相手を調べ上げ、ウルレクと一緒に浮気相手に殴るケルの暴行を加えるという行為をする間柄だった。カールはキミーを追うが、ディトリウもまた、オールベク(ピーター・クリストファーセン)という男を使ってキミーを探していた。オールベクはキミーを発見して殺害しようとするが、キミーは反撃して脱走。カールとアサドは、知り合いの家に隠れていたキミーを発見するが、キミーはカールを鉄パイプで殴りつけ、逃げてしまう。
キミーは愛するディトリウのために、ディトリウが学校から追い出したいという物理の先生に対してレイプ騒動を起こすほどであった。キミーはやがて、ディトリウの子を身ごもるが、それを聞いたディトリウはキミーの腹に触れることもせず、ヤーアンソンの娘マリーのレイプにキミーを誘う。ディトリウ、ウルレク、ビャーネ、キミーは、覆面姿でマリーとトーマスの部屋に押し入り、マリーをレイプしようとするが、トーマスがウルレクの覆面を取ってしまったため、ウルレクはトーマスを刺し殺し、耐えられなくなったキミーが部屋を飛び出して通報電話を入れたものの、ディトリウに見つかってしまったのだった。キミーはディトリウらを見限るが、ディトリウはキミーの部屋に侵入して腹を殴り、キミーを流産させてしまったのだった。キミーは死産した子をミイラ状態にしたまま持ち歩いていた。
ディトリウが自分を殺そうとしていることを知ったキミーは、ディトリウの屋敷に侵入するが、警察に逮捕される。カールは、キミーの供述によりディトリウを追い詰められると確信するが、キミーはディトリウに醜悪な脅迫文を送り続けていたことが判明し、キミーを被害者としてディトリウを告発するのは困難となる。カールはアサドを連れてウルレクの家に侵入し、事件の証拠を掴もうとするが、門番に麻酔銃を撃たれ、捕らえられてしまう。そこに、脱走したキミーが現れ、門番を撲殺すると、やってきたディトリウを捕らえ、ガソリンをかける。カールとアサドはライフルを撃ってくるウルレクを射殺し、キミーのもとに向かうが、キミーはディトリウに火を放ち、自らも焼死する。20年前の事件は解決し、カールは忙しさのあまり忘れてしまった息子との食事の約束を果たすため、息子の部屋をノックするのだった。

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のスタッフが映画化という触れ込み。作品は極めてハードで、レイプシーンや殺害シーンは真に迫る。丁寧に捜査の過程が描かれており、じっくりと鑑賞できる素晴らしい作品だった。「クリムゾン・リバー」とも煮た雰囲気を持つ。「あるいは裏切りという名の犬」なんかもそうだったが、欧州の非英語圏の刑事物には、渋くて見応えのある当たり作品がある。
ただ、「特捜部Q」というタイトルが、なんだか「探偵学園Q」みたいなコミカルな響きがあって今ひとつかっこよくないのがもったいないのだった。

【5段階評価】5

| | コメント (0)

2020年7月10日 (金)

(2114) いぬのえいが

【監督】黒田昌郎、祢津哲久、黒田秀樹、犬童一心、佐藤信介、永井聡、真田敦
【出演】中村獅童、小西真奈美、伊東美咲、宮崎あおい、天海祐希、川平慈英、佐藤隆太、乙葉、高橋克実、田中要次、木村多江
【制作】2004年、日本

犬を巡るエピソードを繋いだオムニバス形式の作品。

スポンサーと芸能事務所のいいなりになってめちゃくちゃなCMを作らされるCMプランナー、山田(中村獅童)は、仕事に疲れ、子どもの頃に出会った犬のことを思い出す。彼は空き地で野良犬と出会い、ポチと名付けてかわいがるが、ポチと遊んでいるときに病状が悪化し、東京の病院に運ばれてしまう。ポチは山田少年を追って様々な人々と出会いながら、最後は山田の入院していた病院で息を引き取る。
この話を中心に、序盤はコミカルに、徐々に犬との出会いと別れを感傷的に描いている。

お涙ちょうだいになりすぎず、それゆえ映画館で観るべき感動作というほどでもない、ほのぼのとした作品だった。犬好きには楽しいかもしれない。

【5段階評価】3

| | コメント (0)

2020年7月 9日 (木)

(2113) スポットライト 世紀のスクープ

【監督】トム・マッカーシー
【出演】マイケル・キートン、マーク・ラファロ、リーブ・シュレイバー、レイチェル・マクアダムス
【制作】2015年、アメリカ

現実の事件をもとにした作品で、児童に対する神父の性的虐待の隠蔽事件を追う新聞記者たちの奮闘ぶりを描いている。第88回アカデミー賞作品賞受賞作品。

ボストンの地方紙、ボストン・グローブは、新編集長としてマーティ・バロン(リーブ・シュレイバー)を迎える。彼は物静かな男だったが、過去の神父による性的虐待事件が軽く扱われていることを知り、深掘りするよう部下に指示。地域で慕われる神父を敵に回す行為に、記者達はひるみながらも教会の圧力や地元弁護士の非協力的な態度に屈せず、果敢な取材を敢行。ついに彼らは、教会が性的虐待の事実を隠匿していたという告発記事を掲載。編集部には虐待の過去を伝える電話が鳴り続け、スクープは大成功となる。世界各国で多くの神父が性的虐待をしていた事実が明らかとなるのだった。

キリスト教会を敵に回すテーマは衝撃的であり、この作品に作品賞を与えた映画芸術科学アカデミーの勇気も並々ならぬものを感じる。被害者の性的虐待の告白内容は具体的で強烈。一方で、教会側の人物を典型的な悪者として描いたり、記者達を非の打ち所のない英雄として描いたり、といったことはなく、抑制の効いた描き方をしている。この手の作品だと、事実を伏せようとする協会側がことさらに悪人顔をしたり、記者達が命を奪われるような危険な目に遭って、それに負けずに立ち向かったり、事件を明るみに出した記者たちが抱き合って泣いて喜んだり、といった脚色がなされがちだが、そういう手法をとらずに淡々と描くことで、記者達が粘り強く事実を掴んでいく姿に、迫真性と後から響く感動を与えることに成功している。

【5段階評価】4

| | コメント (0)

2020年7月 8日 (水)

(2112) 名探偵ピカチュウ

【監督】ロブ・レターマン
【出演】ジャスティン・スミス、ライアン・レイノルズ(声)、キャスリン・ニュートン、ビル・ナイ、渡辺謙
【制作】2019年、アメリカ、日本

死んだ父親が巻き込まれた事件を追う青年とポケモンの活躍を描いた、実写と3DCGを融合した作品。

人間とポケモンがパートナーとなって暮らす世界。保険会社に勤めるティム(ジャスティス・スミス)は、亡くなった父ハリー・グッドマンの部屋を訪ねたところ、父のパートナーだったピカチュウ(ライアン・レイノルズ)と遭遇。ポケモンとは言葉が通じないはずなのに、ティムはピカチュウと会話することができた。ピカチュウは記憶をなくしていたが、父は死んでいないと確信。ティムとともに父の行方を探す。ハリーを追っていたテレビ局記者のルーシー(キャスリン・ニュートン)は、ティムと合流し、ポケモンを凶暴化させるガス「R」の謎を追い、研究施設に侵入。残された映像から、強力なポケモン、ミュウツーを使った実験にハリーが巻き込まれていたことを知る。黒幕は、ポケモンと人間が共存する街、ライム・シティを作り出したハワード・クリフォード(ビル・ナイ)。老いた彼は、ミュウツーが人々の意識をポケモンに融合させる力があることを知り、自分をミュウツーに同化させて世界を操ろうとしていた。ティムはピカチュウと協力してハワードの野望を打ち砕く。ミュウツーは敵ではなく味方で、負傷したハワードの肉体を預かり、その魂をピカチュウに同化させていたのだ。父と再会したティムは、父と一緒に過ごすことにするのだった。

いわゆるバディ・ムービーのポケモン版という作り。ただ、「名探偵」と銘打っている割に、特にピカチュウが自分の能力を生かして謎を解き明かすというところに焦点が当たっているわけではなく、ピカチュウが探偵であるという設定が生きていない。実は父親が乗り移っていたという落ちも、再会シーンの感動もない。ずるそうなロジャー(クリス・ギア)が悪役ではなく、実はハワードが黒幕だった、というのも、特に伏線があるわけでもなく、カタルシスを得るには至らなかった。まあ、子供向けの作品だし、期待する方が酷か。

【5段階評価】2

| | コメント (0)

2020年7月 7日 (火)

(2111) チャップリンの独裁者

【監督】チャールズ・チャップリン
【出演】チャールズ・チャップリン、ポーレット・ゴダード、レジナルド・ガーディナー、ジャック・オーキー
【制作】1940年、アメリカ

独裁者とうり二つのユダヤ人の床屋の数奇な運命を描いたコメディ。最後の演説シーンが圧巻の作品。

トメニア国の無名兵士(チャールズ・チャップリン)は、戦地でパイロットのシュルツ(レジナルド・ガーディナー)を助け、ともに飛行機を飛ばすが、飛行機は墜落するが二人は祖国に帰ることに成功。無名兵士はユダヤ人で、退院して床屋として働き始める。床屋と顔つきが同じトメニア国の独裁者ヒンケル(チャールズ・チャップリン、二役)は、ユダヤ人を迫害。シュルツは命の恩人の床屋がユダヤ人であることを知り、床屋の一家に手を出さないよう部下の兵士に命じていたが、シュルツはヒンケルの政策に反対したため逮捕されてしまう。シュルツと床屋はトメニアを脱走して隣国オーストリッチを目指す。シュルツと歩いていた床屋はヒンケルと間違われ、オーストリッチで演説をする羽目になる。拒む床屋だったが、壇上に立つと、博愛主義を訴える名演説を披露。愛する女性ハンナ(ポーレット・ゴダード)に演説を通じて訴えかけるのだった。

基本的には戦争コントの詰め合わせで、クラシック音楽に合わせてひげを剃ったり、食べ物をぶつけ合って喧嘩したり、といった、特にメッセージ性のない純粋なコメディシーンもあるのだが、ナチス・ドイツが台頭する時期にヒトラーを痛烈にちゃかす作品を出しているのがとても興味深い。最後の演説シーンは圧巻で、ナチス・ドイツからも敵視されていたらしい。下手したら暗殺されたかもしれないわけで、チャップリンの表現者としての気概を感じる。ただ、作品としてはちょっと長めで退屈。

【5段階評価】3

| | コメント (0)

2020年7月 2日 (木)

(2110) グッモーエビアン!

【監督】山本透
【出演】三吉彩花、麻生久美子、大泉洋、能年玲奈、小池栄子
【制作】2012年、日本

シングルマザーの母娘と自由気ままな男の家族愛を描く。吉川トリコの小説が原作。

中学三年生の広瀬ハツキ(三吉彩花)は、自分を17歳で産んだ母親のアキ(麻生久美子)と二人暮らし。同居していた矢口(大泉)という男、通称ヤグが、ロックで世界を変えると言って家を飛び出し、1年半後、帰ってくる。仕事もせず気ままに生きるヤグに、多感なハツキはイライラ。ハツキは母親に進路相談するが、自分の道は自分で決めればいいと言われて三者面談にも来てもらえない。ハツキの親友のトモミ(能年玲奈)はそんなハツキの家族をうらやましがり、ヤグが父親だったら楽しいのに、と言い、いらだつハツキは何も分かっていない、とトモミをなじる。トモミは次の日、鹿児島に引っ越してしまう。ハツキは分かっていないのは自分だったと後悔する。トモミと偶然会ったヤグは、学校に駆け込み、強引にハツキを連れ出してトモミに会わせようとするが、自転車で車と衝突。大事には至らず、ハツキはトモミに電話で謝罪。関係は修復する。
ハツキは進路希望の調査用紙に進路を「就職」と書き、担任の小川先生(小池栄子)に手渡す。小川先生は夜、アキを訪ね、子どもの進路を考えてほしいと告げるが、アキはいい高校に行っていい大学に行って結婚して二世代住宅を建ててもらって、なんていう生活はつまらん、とどなって小川先生を追い返す。戻ってきたハツキは、自分はこの家を出て一人暮らしする、お母さんはヤグと結婚して二人で暮らせばいい、お母さんだって私がいないほうがいいでしょ、と言う。ヤグは思わずハツキにビンタをし、ハツキは家を飛び出す。河川敷に座っているハツキを見つけたアキは、ヤグが昔、両親を突然亡くしたこと、ハツキの名付け親がヤグであることを告げる。ハツキは心のわだかまりが溶け、三人は仲直りする。
ハツキは卒業し、トモミと二人で、ヤグのライブに行く。ボーカルのヤブは、ステージでギターのアキと結婚することを宣言。世界一愛する娘ハツキに捧げる曲を歌い、ハツキもステージに上がってヤグ、アキとともに歌を歌うのだった。

ラストシーンはそこそこ感動的。きちんと大泉洋が歌を歌って盛り上げるのはよかった。しかし、クライマックスでハツキがアキに反発するシーンは唐突だったし、あっさり仲直りするのも話が素直すぎ。小説を2時間の映画に仕立てるための簡略化とは言え、今ひとつ家族の葛藤が描けているとは思えなかった。
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」でブレイクする前の能年玲奈が観られる貴重な作品ではある。

【5段階評価】2

| | コメント (0)

«(2109) 七年目の浮気